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「なんで私をこんな体に生んだの!!」

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以前頂いたコメントの中に親の事がありましたので
今回はそのことについてちょっとお話したいと思います。

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「なんで私をこんな体に生んだの!」

毛深いことで散々悩んだけど、そんなこと今は両親に対して一切思いません。

でも、前は、ちょっとそう思ったこともあります・・。

親にとって、コドモは宝です。可愛くてしょうがないはずです。
もしそんなカワイイ自分たちのコドモが、悲しい思いをするのは
自分の悲しみのように悲しいはずです。

身長のこと、目の大きさのこと、鼻の高さのこと、胸の大きさ
のこと、足の長さのこと、肌のキレイさのこと、体毛のこと・・・などなど。もし着せ替えのように、好きなようにパーツを変えることができたならば、彼らは迷わずすべて完璧なパーツを選んでくれたでしょう。なんてたって自分のかわいいコドモですから。

しかし、現在の医学ではそんなところまで進んでません。

もしかしたら、いつかは世の中スーパーモデルのような人しかいなくなるかもしれませんが、それは当分の間はないでしょう。話をもどしますが、彼ら両親も私をこんなカラダで生みたくて生んだんではないということです。だから恨む要素なんて何ひとつないのです。

前に思ったことがあると書きました。

それまでこんなカラダに生んだ両親が嫌いでした。

なんで他の女の子と違うの身体なの??って。

しかし
そんな思いを払拭するようなことがありました。

高校の時、保健体育の授業で
モザイクなしのガチ出産シーンを観させられました。あまりにもすごすぎて口も目もひらきっぱなしだったので終わった後目薬さして、ジュースを買いに行ったことを覚えています。

私はまだありませんが出産を経験された方はもちろんわかるとおもいますが
想像を絶するありえない痛みなんだと思います。

よく、鼻のからスイカが出るくらいの痛みと言われていますが、コピー用紙でちょっと指を切っただけで、大げさにばんそうこを貼り、あたかも骨折したかのように痛がる私は果たして、その痛みに耐えれるのでしょうか。

そんな痛みを乗越えて、生まれてきたコドモに、

「なんで私をこんな体に生んだの!」なんて言われたら・・・。

口がさけても言えませんってか言っちゃダメですね。

私のパパは、リストラ、兄弟の死、姉の自殺未遂、多額の借金を背負わされたりと、いままでたくさんの苦難がありました。でも自分で会社を立ち上げ、私たち家族を守るために一生懸命働いてくれています。17年間吸い続けたタバコも自力でやめました。いくら怒っていても、手をあげたことは一回もありません。私が、高校生の時、連絡をせず朝帰りをした時、その晩一睡もせず探し回ってくれ、帰ってきた時には目に涙を浮かべて叱ってくれました。まだ今の旦那さんと付き合う前、彼の家に泊まりに行くと告げる時、不機嫌そうな顔をしますが、それで私が落ち込んでいたらニコッと笑って「行っておいで」と言ってくれていました。
朝、登校の時バスにのり遅れた時、車で送ってくれて、降りた後私が手を振ると喜んでくれました。

そんなパパの趣味は草花を調べることと写真を撮ることです。
森に写真を撮りに行って、虫にかまれたのか葉っぱでかぶれたのか発疹を作って帰ってきます。
撮った写真を家の中にたくさん貼ってきます。
不動産情報のところに勝手に草花の写真を貼っています。
誰も使わないのに、写真にすべてサインをいれます。
最近は写真に【すすきのに 春はまだかと ふきのとう】なんて季語だらけの俳句なんかもいれちゃってます。見た目は熊みたです。毛むくじゃらでメタボです。

私のママは、そんな父を支えるために家族を守るために雨の日も風の日も太陽が照りつける真夏の日も、働いてくれています。最近は働きすぎで、肩を痛めとうとうドクターストップがかかりましたが、今なお働いています。仕事というのは、女の人が絶対やりたくないような仕事です。ひざをつくことが多くひざにタコができています。手も荒れています。
学生の頃は仕事がある日でも朝早くおきて、朝ごはんとお弁当を作ってくれていました。
お弁当もいつも工夫して作ってくれます。休みの日も寝てていいのにいつもどおり起きて家事を完璧にこなしてくれていました。
弟の受験勉強の時は「自分にできることはこれしかないから」っと行って、ヘトヘトになって仕事から帰ってきたときも、その次の日の朝もご飯を一生懸命作っていました。とても料理が上手です。
家計のために高い化粧品も買いませんでした。自分で化粧水を作っていますが、年齢の割りにしわもなく肌もつるつるです。もちろん洋服もバッグもブランド品なんてもっての他。
たまにしま○らで服を買ってきてはファッションショーをしてこられたのには毎度コメントに困ってましたが。

結婚してからも、実家に遊びに行くとアラサーになった私に今でもお菓子を買ってきてくれます。
美味しかったと言えばまた買ってきてくれます。
お花が大好きで、一年中たくさんのお花を育てています。

ママとパパに共通する趣味草花。
せっかくママがお花をいっぱい育ててるのに、パパはその写真はあまり撮りません。自然に咲いてるのがいいらしいんです。
ママはそれが不満なようで、パパが家に貼った写真を1週間くらいで、剥がしています。
でもパパは負けじとまた貼っています。

パパはママが大好きみたいで、パソコンしながら、たまにママの写真を眺めています。それをママに言うと照れながらよろこんでいます。

こんな素敵な両親から生まれた私は
とても幸せです。 

この体毛は、きっとパパの遺伝なんだろうけど、それでも私はパパが大好きです。
生まれてからここまでこれたのは私の為に・家族の為にパパが一生懸命支えてくれたから。
そしてありえないくらいの痛みを堪えてがんばって私を生んでくれたママ。
だからママも大好きです。

パパとママには心から感謝しています。

毛深いことで本当にこの世からいなくなりたいって思ったこともあります。
たったそれだけで?って思うかもしれませんが、本当にそれだけこの身体に悩んでいたんです。

でも、こんな素敵な両親を悲しませるようなことは絶対にしたくありませんでしたのでもちろんそんなことはできませんでした。

これから、妊活をしようとしている今、五体満足で生んでくれたことがどれだけ幸せなことか、そして一人の子を育てるのにどれだけの忍耐と労力を費やしてきてくれたのか今ならすごく分かります。

忘れがちなことだけど、感謝の気持ちを忘れないようにしていきたいです。

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